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大村藩の志士松林飯山について

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書剣クラブでは大村藩の志士松林飯山を紹介しています

書剣に関する詩~其の壱~  東行詩文より

書剣飄然遊天涯      書剣 飄然 天涯に遊ぶ
半肩行李一草鞋      半肩 行李 一草鞋
壮士不期墳墓地      壮士 期せず 墳墓の地
青山到處骨可埋      青山 到る処 骨埋むべし

突然訪君君休笑      突然 君を訪ふ 君笑ふを休(や)めよ
要以誠心叩蘊奥      誠心以て蘊奥を叩くを要す
唯愧吾性本頑愚      唯愧ず 吾が性 本頑愚なるを
読書擊剣未得妙      読書 擊剣 未だ妙を得ず


※飄然・・・ふらりと漂うさま、行李・・・使者


甲裏遣歌看奇韻      甲裏 歌を遣りて 奇韻を看る
挿梅斬敵気還雄      挿梅 斬敵 気還(ま)た雄
三尺佩刀三寸筆      三尺の佩刀 三寸の筆
風流節義在玆中      風流 節義 この中に在り

※甲裏・・・防具のうち、奇韻・・・風変わりな調子、趣き


書剣に関する詩~其の弐~  寒山詩より

一為書剣客      はじめ 書剣の客と為り
二遇聖明君      ついで 聖明の君に遇う
東守文不賞      東に守りて 文 賞せられず
西征武不勲      西に征して 武 勲あらず
學文兼學武      学文 学武を兼ね
學武兼學文      学武 学文を兼ぬ
今日既老矣      今日 既に老いぬ
餘生不足云      余生 云うに足らず